猫の揺りかご_プロフィール_Hotaru's Palette

「どっちを選んでもいいが、わからない時は、自分がやるべき方を選んでおくんだ。
同じ後悔をするなら、軽い方がいいだろ？」

「野良仕事はつらい、掃除はつらい、いやだいやだとだだをこねて逃げ出す人間をあわれむことはね、
同じ仕事をしっかり果たしている人たちに対する、侮辱なの」

「景王が憎いのかい？何の努力も無しに、かつてのあんたと同じものを持っているように見えるから」

「前を向いて歩いていないと、穴の中に落ちてしまうよ」
「穴の中……？」
「自分に対する哀れみの中」
「そうね……」

「自分が一番かわいそうだって思うのは、自分が一番幸せだって思うのと同じくらい気持ちがいいことなのかもしれない」

「東京大学さん、偉そうにしてアンタ、バイト以下じゃないスか。一生そうなんでしょうね。
あたしはこんなもんじゃないって、イヤイヤ、こんなもんですよ、アンタ。（中略）あ、何か文句あんなら……」

「ないよ……。全部あなたの言う通りだよ」

ご飯を作ることは、野菜やお肉やお魚と、おしゃべりをする事です。
野菜もお肉もお魚も、みんな生きています。挨拶をしましょう。
今日１日あったことを、お話ししましょう。ご機嫌いかが？ ご機嫌いかが？
熱くないですか？ 熱くないですか？ 冷たくないですか？ 大事に大事に、話し掛けましょう。
家族のように、やさしく、話しましょう。（中略）お魚の焼き方。冷蔵庫から出してすぐに焼いたらダメです。
火は強くします。裏が焼けたらひっくり返します。皮はぱりっとさせます。海腹川背。
海の魚をお皿に載せるときは、お腹のところをこっちに向けましょう。はい。よし。いただきます。

「素直に、赤とかピンクを選べる人が不思議でした。『あなた人生何回目？』って思いました。
私まだ一回目だから、『赤が欲しい』って言えない」

「女子力、なんて男に都合のいい言葉じゃ、ホントの強さは測れないのよ」

「悔しい時が、上達する時だよ。苦しい時が、成長する時だよ」

「人に優しくすると、自分に優しくなれます。人のことがわかると、自分のことが分かります。
　人の笑顔が好きになると、自分も笑顔になれます。自分は自分でつくるの」

「正しいからって偉いわけじゃない……」

「この失敗をあなたの宝物にしてください」

「失敗を乗り越えてこそ、明るい未来がある」

「今は無駄に見える努力でも、いつか価値が出るの。無駄な積み木を積み重ねて、初めて見える景色があるのよ」

「仕事に明け暮れるなんて、かっこいいもんじゃないよね。わかってる。でもやる以上、ちゃんとやりたい。あなたとおんなじ！」

「ゼロってダメですか？
ゼロから始めれるって、そんなにあかんことですかね？
駄目なとこ、いっぱい気づいて、反省して、
ゼロになって、うわ～って考えて、
また空っぽなところに、いろんなもん詰めて、
頑張ったらいいだけじゃないですか。
ゼロやからこそやれることがあるって、私は信じてます」

「勝負に勝った方、つまり強い方が全て正しいというのは志々雄の論理でござる。
　一度や二度の戦いで真実の答えが出るくらいなら、誰も生き方を間違ったりはせぬ。
　人ひとりの人生は、そんなに簡単なものではござらんよ。
　真実の答えは、これからお主自身が自分の生き方の中から見出すでござるよ。」

「あなたが、そうしてきたように？」

「厳しい人だな……緋村さんは。 簡単に答えをくれないなんて、志々雄さんよりよっぽど厳しいや……。」